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社員インタビュー Vol.6 朴 起煥, R&D部門, Platform Enablementチーム, Associate Manager

2022-09-29 - 5 min read
社員インタビュー Vol.6 朴 起煥, R&D部門, Platform Enablementチーム, Associate Manager

こんにちは、マーケティング部です。

連日の酷暑が嘘のように、涼しい風が吹きすっかり秋めいてきましたね。秋は旬の野菜や果物も多く、目にも楽しく体にも嬉しい時期。そして「読書の秋」でもあります。寒くなる前に外に出て適度に体を動かし、旬の食材を食べて、夜は読書時間を楽しむ、そんな充実した時間を過ごしたいものです。読書時間のお供にメディデータのブログもぜひ加えていただけたら幸いです。

さて、2ヶ月に1度の社員インタビューシリーズ、今回は4回目と同じくR&D部門からのご紹介です。
朴 起煥(Qihuan Piao、パクキカン)さんは2018年にエンジニアとして入社し、現在はマネージャー職に就いている社員の一人です。入社から4年の間に、スタッフレベルからマネージャーへと順調にステップアップされている朴さんですが、マネージャー職に就くにあたっての不安もあったようです。

また、プライベートでは3歳になるお子さんを持つパパでもあり、過去には4ヶ月のPaternity Leaveを取得。マネージャー業務、エンジニアとしてのタスク対応、家庭との両立などあらゆる面でチャレンジをされている朴さんに、メディデータで働く面白さややりがい、周囲のサポート、環境などについて伺いました。

 

朴 起煥(Qihuan Piao)
R&D部門
Platform Enablementチーム
Associate Manager
2018年6月入社

 

Q1、メディデータ入社のきっかけや決め手など教えてください。

前職で一緒に働いていた同僚に誘われたのがきっかけです。
前職の同僚数名が4〜5年ほどの間にメディデータに転職し、楽しんで働いている様子が伝わってきたので興味を持っていました。それぞれが長く働いているということも魅力でした。業界はこれまでとは大きく違いましたが、医薬品開発を支えるという社会貢献をミッションとしている会社で働くことにも意義を感じました。
社会を支えるインフラ的な仕事であること、また、その事業がどんなに大きく成長しても社会的な悪にならないことが会社選びにおいて重視していたことだったので、まさしくメディデータは医療という社会的インフラで人々の生活を支えられる会社でした。

同僚たちとは会社が変わってもやりとりをしていたので、文化や風土、働き方や業務内容、グローバルとの関わり方など、多くのことを直接聞くことができました。入社後の働き方のイメージを持つことができましたし、一般的な転職活動と比較すると、入社前に十分な情報を得られていたと思うので、それが安心感にもつながり決断しやすかったです。

 

Q2、メディデータの社風・勤務環境についてどのようにお感じですか?

社員の雰囲気としては、精神的にとても落ち着いた方が多いように思います。30〜40代の社員が比較的多いという理由もあると思いますが、腰を据えて仕事ができる環境であると感じます。僕自身20代の頃は気合いや勢いで乗り切ってきたこともありましたが、やはり年齢を重ねるにつれてこれまでのエンジンのかけ方だとバーンアウト(燃え尽き症候群に近い状態)するかもしれないと感じ年齢にあった環境で働くことはとても大事だなと感じました。

メンバーとの対話を大事にし、バックグラウンド、目指すべきゴールなどをしっかり把握して落とし込んでみんなで業務をスタートできる環境は今の自分にあっていますし、メディデータの好きなところでもあります。

あとは柔軟性ですね。コロナ禍で一時完全リモートだったところから、感染者減少にあわせて出勤要請が出ている会社も多い中、メディデータは個人の希望や状況にあわせて柔軟な対応をしてくれています。出勤と自宅作業のバランスを取れるのでとても助かります。

 

Q3、グローバルチームの一員として日本オフィスで働くときの苦労とやりがいについて教えてください。

最初の頃慣れるのに少し苦労したのは、時間の調整です。一日を午前、午後の二部に分けて、午前中に重要な仕事を終わらせるのが自分のスタイルだったのですが、グローバルとのやりとりではお互いが現実的に可能なタイミングを考えると朝にMTGが集中するため、これを維持するのが難しくなりました。タイムゾーンの違いは仕方ないことなので、予定の組み方を工夫しながら調整しています。

あと、実際に同じ場で顔を突き合わせて仕事をしているわけではないので、相手との意識のズレを解消するために、話の土台、前提条件を揃えるのに時間を要することはあります。これが物理的な距離が直接的に関係していることなのか確信を持っているわけではないですが、やはり同じ環境にいて仕事以外のことも話したり知っているメンバーとは違い、初めて一緒に仕事をするメンバーが海の向こう側にいるときは、阿吽の呼吸とまではいかないこともあります。とはいえ、お互いの考え方や意見の背景を紐解いていけばちゃんとわかるので、かかる時間の違いがある、という感じですね。

やりがいを感じる部分としては、メンバーの意識や行動によってチームそのものの成長を実感できることです。また、それをちゃんと認めてくれる環境だということです。具体的には、日本にいるR&Dのメンバーが、しっかりと本社が統括するメンバーの一員であると認識されてきたことです。どちらかというと、僕が入社した当初は、日本のチームは本社がやっていることをサポートする立場にあったのですが、この4年で主要な位置付けに大きく変わったと思います。R&Dチーム一丸となって業務に取り組み、改善点を見つけて実際にそれを形にしてきたことで、実績を残してきました。それが認められて、R&D組織全体の認識も変化してきたように思います。米国にいるメンバーと同様に「同じチームの一員である」という共通認識を持てていることがとても良いなと思っています。自分が思っているだけでなく、チームのトップも含めてみんながそう思っていることを言葉でちゃんと伝えてくれるので安心感がありますし、チームへの貢献意欲も湧きます。個々人が主役としてメディデータが提供するプラットフォームへ、多方面から貢献・寄与していくという明確なビジョンも共有できているので、自分達がやっていることの意義も感じられています。

 

Q4、入社から4年の期間でスタッフ、シニア、マネージャー職へとステップアップし、現在チームを纏める立場になっていらっしゃいますが、キャリアアップの面でチームおよび会社からはどのようなサポートが得られていますか?

キャリアアップの話に限ったことではないのですが、自分の上司や、同じマネージャ職についている他の同僚、先輩社員の精神的な支えは非常に大きいです。仕事に向かう姿勢も尊敬するところが多く、学びも多いです。

アイデアをただ出し合うだけでなく、それを実現するためにどうすれば良いか?を考えて、具体的に実行に移していく様子には本当に刺激をもらっています。固定概念にとらわれずチャレンジしていくことや、難しいと思えてもやると決めたら必ずやり遂げる有言実行の姿勢に触発されて、僕自身もいろいろなことをやってみようという前向きな気持ちになります。実際そういった取り組みによってプロダクトそのものや、チームのあり方なども大きく変わってきたところがありますし、その中で自分も成長できたことによって今の自分のポジションがあるのかな、という気がしています。先輩たちが作ってくれた「良い環境」が人を育てる、ということを体感しています。

また、メディデータは1on1 MTGをとてもしっかりやる会社だと感じていて、まさにこの1on1の存在が大きな助けになっています。僕自身だけでなく、メンバーからも実際に「ここまで1on1をちゃんとやる会社は初めて」という声も聞かれたので、おそらくこれはみんな感じていることだと思います。1on1 MTGで自分がいまどういう状況にあるのか、困っていることがあるか、気がかりなことがあるか、などをしっかり確認・共有できていることで、やるべきことや解決法、対処法が明確になり、不安を引きずらずに働けていると思います。

マネージャーのオファーを最初に聞いた時は、メンバーの成長に大きな責任を伴うと感じ、不安もありました。ただ、これも上司とのコミュニケーションの中で解消することができました。確かに責任はあるけれど、最終的にキャリアの方向性ややりたいことを判断・決定するのはその人自身なので、マネージャーはそれをサポートする立場だと考え、そこまで責任を感じすぎないのが良い、という言葉をもらい、確かにそうだなと感じて少し心が軽くなりました。そうやって1つ1つ疑問や不安を解消していける環境であることはすごくありがたいなと感じています。

 

Q5、育児休暇やスーパーフレックスなどを活用して子育ての両立もされていますが、どのような工夫をしていますか?

仕事に集中する時と育児にあたる時間を切り分けるようにしています。在宅ワークは調整が効きやすい反面、見えない分同時にいろんなことができてしまうと思うんです。ただ、そうするとどちらにもちゃんと集中できず良い結果が生まれないので、苦労する時もありました。なので、家で子どもを見なければいけないときは、思い切って仕事から離れるようにしています。たとえばこの一時間はどうしても家のことをしなければいけないから対応が難しい、ということをチームメンバーに正直に伝えて、その間は一切仕事をしない、という風に自分の中でモードを切り替えるようにしました。その分、別の時間で補うなどして対応しています。

幸い、R&Dチームは子どもがいるメンバーが多いので、状況を理解してもらいやすいですし、逆に相手が困っている時はこちらも助けることができるので、子育て中の人にはとても良い環境だと思います。

 

 

(編集後記)
周囲の細やかなサポートによって支えられ、マネージャーポジションへチャレンジをされているお話を聞き、改めてメディデータの「チャレンジに対する周囲のサポート」は非常に大きいなと感じました。

わずか4年の間に、一スタッフからマネージャーに昇格された朴さんを見てもわかる通り、メディデータにはその人が成し遂げた実績や働きぶりに応じて入社タイミングや在籍年数は関係なくチャンスが与えられる環境があります。同時に、チャレンジしたい!という思いを応援し、最大限にサポートしてくれる環境でもあります。

朴さんはお子さんもいらっしゃるパパでプライベートも重要な要素ですが、メディデータならではのフレキシビリティ(柔軟性)を十分に活用されて、業務と家庭のバランスをとっている様子もよく伝わってきました。

メディデータには、それぞれの社員にあった働き方ができる柔軟性や文化があります。各人の状況にあわせて、育児と仕事を両立しながら働ける環境や、出社・リモートを組み合わせたハイブリッドなワークスタイルなど、さまざまな働き方が可能です。あなたも、ご自身の強みを生かしながら、メディデータで働いてみませんか?
ご興味のある方はぜひこちらをご覧ください。

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