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Rave EDCと連携する富士通株式会社”tsClinical eSource liaison”がもたらす効率化

2021-05-16 - < 1 min read
Rave EDCと連携する富士通株式会社”tsClinical eSource liaison”がもたらす効率化

現在の治験の現場では、医療機関と製薬企業の各々の業務はシステム化されているにも関わらず、症例データの受け渡しは電子カルテからEDCへの"転記"に頼っており、システム連携できていないという現状があります。そのため、EDC入力時の転記ミスによるデータ品質の低下、それによるSDVやデータチェックの負荷増大などの問題を抱えています。これらの課題を解決するため、臨床データを収集するシステムにおいて、メディデータと富士通株式会社(以下、富士通)はソリューションの開発で協力してきました。

電子カルテの国内最大シェアを誇る富士通では、治験に関する症例データを、電子カルテからCDISC標準のODM形式ファイルで出力し、Rave EDCや他のCDMSへ取り込み可能にするソリューション"tsClinical eSource liaison"をご提供しています。

富士通から本システムに関するコメントをいただきました。

「本製品の活用により、転記作業低減によるデータ品質向上、SDVやデータチェックの効率化が可能になり、症例データ収集業務に関する課題を解決することができます。

電子カルテ内に格納されているデータを連携する仕組みのため、医師の運用変更が発生しない点が本製品のポイントとなります。他社のeSourceシステムは、治験データをeSourceシステムへ入力する、DDC(Direct Data Capture)方式が一般的です。しかし、この方式では医師が電子カルテとの入力を使い分ける必要があるうえ、通常診療の記録と治験の記録が一気通貫で確認できないといった利便性の課題があり、医療機関の負担を増大させる原因となっています。

富士通のeSourceソリューションは、医師の通常診療に配慮し、医療機関の業務運用を極力変更させないことで普及を加速させる、国内の治験事情にフィットしたソリューションです。

Web会議にて詳細説明や、デモンストレーションも実施可能ですので、ぜひお問合せください。」

Medidata Rave EDCユーザーは、本システムを利用することで新薬開発に伴うコスト削減・期間短縮・品質向上を図れます。試験デザイン(プロトコルデザイン・CRF構築)から電子申請までEnd to Endで業務全体の最適化により、製薬企業の経営課題の解決に私たちは貢献を続けていきます。

お問合せ先:

富士通株式会社 富士通コンタクトライン

電話:0120-933-200

Web:https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/life-sciences/contact/

富士通製品紹介サイト:

https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/life-sciences/products/drug-development/esource-liaison/

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