(2017年5月17日米国報道発表資料抄訳) 臨床開発・研究向けITソリューションを提供するメディデータ(NASDAQ:MDSO)は、米国臨床腫瘍学会(以下ASCO)2017に参加すると発表しました。ASCOは、がん領域における世界最先端の学会です。
メディデータは、ASCOで発表する初めてのテクノロジー企業として選出され、臨床研究を進歩させオンコロジーを初めとする様々な分野でさらなる医薬品開発を推進する科学的技術革新について発表します。
メディデータは、テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター、ワイル・コーネル医科大学、ならびに長年にわたりメディデータの顧客であるロシュ社とともに6月2~6日にシカゴで開催されるこの学会に参加し、がん医療にかかわる3万人を超える専門家と、最先端の治療法、新たな治療薬、また論争の続くさまざまな事柄などについて議論を行います。
5,700件を超える応募の中からASCOによって選定されたメディデータの抄録は以下の通りです。
- 「過去の治験から合成対照群を作成:急性骨髄性白血病(AML)における全生存期間の指標となる早期エンドポイント設定に適応」 本報では、メディデータが急性骨髄性白血病を対象とした臨床試験において作成した合成対照群(SCA)から得られた科学的知見について発表します。メディデータ データサイエンス部門、またロシュ社それぞれに所属する著者らが、テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンター生物統計学部門のドン・ベリー教授とともに発表を行います。
ドン・ベリー教授は、「大量の患者データから作成した合成対照群(SCA)により、臨床開発プログラムの早い段階で見通しを立て、その後の意思決定を行える可能性があります。研究における意思決定を検証するために臨床試験データシステムに合成対照群を直接取り入れることは、過去の臨床試験データを対照データとして活用する取り組みにおける画期的な前進であると思います」と述べています。
- 「The Cancer Genome Atlas (米国のがんゲノムプロジェクト)のデータベースにある一部のトリプルネガティブ乳がんのサンプルの、ゲノム全体のプロファイルに適用した新規の非管理クラスタリングアルゴリズム」 メディデータのClinical Trial Genomics (CTG)アルゴリズムによって乳がんにおける科学的知見が得られ、論文が電子版へ掲載されることになりました。本研究は、メディデータデータ サイエンス部門の担当者と、ジェーソン・メジー(コーネル大学及びワイル・コーネル大学医科大学准教授)との共著によるものです。
ジェーソン・メジーは「ゲノムの解明が進めば進むほど、より効果的で的を絞った治療の可能性が広がります。ゲノムデータを、臨床研究システムから入手可能な広範囲にわたるデータと結びつけることにより、臨床開発プロセスに影響を与える新しい発見をし、これまでに類を見ないチャンスを手にすることができるでしょう」と述べています。
メディデータのチーフデータオフィサーであるデイビッド・リーは、「これら2件の研究結果がASCOに受理されたことは、メディデータがクライアントの科学研究の迅速化に今まで以上に貢献できることを裏付けています。これら当社のSCAサービスとCTGサービスによる成果は、当社の比類ないデータのアセットと最先端のデータ解析により顧客にユニークな価値をもたらすという大変良い例を示しています」と述べています。
メディデータについて
メディデータは新薬および医療機器の開発に変革をもたらす業界最先端のITソリューションをクラウドベースで提供するグローバル企業です。先進的なアプリケーションと高度なデータ解析によって、製薬企業、バイオテクノロジー企業、医療診断・機器メーカー、中核的な大学病院、CROなど850社にも及ぶ顧客の臨床開発を支援しています。
Medidata Clinical Cloud ® は、臨床試験に卓越した品質と生産性の向上をもたらし、顧客のより早くより迅速な意思決定を後押しします。また顧客は蓄積された臨床試験データにより臨床開発の成長を切り開く、より深い理解や見識を手にすることができます。Medidata Clinical Cloudは世界で売上高トップ25の製薬企業のうち17社、また売上高トップ医療機器開発企業20社のうち16社の臨床試験で、試験設計および計画から実施、管理、報告に至るまでを支えるITソリューションとして採用されています。
*本原稿は2017年5月17日に英語で発表された原稿の抄訳版です。より詳細な発表内容については原文の英語版をご参照ください。
報道関係者お問い合わせ先
メディデータ・ソリューションズ(株)
石田 雅子 / 03-4588- 0400 / mishida@mdsol.com