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イベントレポート
ParexelxMedidata共催セミナー “未来型”治験が、“今日の治験”になるとき

2021-03-10 - < 1 min read
イベントレポート<br>ParexelxMedidata共催セミナー “未来型”治験が、“今日の治験”になるとき

みなさん、こんにちは。メディデータ マーケティング部です。

みなさんはウェビナー疲れやオンライン疲れなどは感じておられませんか?昨年は、ほぼすべてのイベントが中止またはオンラインへ移行となり、私も例に漏れず、情報収集や他社の運営方法を偵察するために、たくさんの外部オンラインイベントに参加してきました。時にはご飯を食べながら、メールを返信しながら、電車の中でiPhoneを見ながら視聴し最寄り駅を通り過ぎたりしながら、気軽に欲しい情報にいつでもアクセスできるようになり、セミナー参加へのハードルが一気に下がったように感じています。

会場で開催するイベントでは、より興味関心の高い人たちが時間を使って足を運んでくれるという利点がある一方で、会場までの往復を含めた時間の確保の難しさ、トイレにいきずらい雰囲気、質問がしずらいなど、会場型イベント特有のデメリットもありました。オンライン化で、情報アクセスへのハードルが下がる一方で、ウェビナーを企画する立場としては、いかにお客様に有益な情報を、飽きさせずに最後までご覧いただけるのか、当日ライブ視聴いただけるのか等、いつでもどこでもアクセスできるからこそ、試行錯誤をしながら企画を考えている次第でございます。

前置きが長くなりましたが、今回のパレクセル社との共催セミナーでは、音楽、アニメーション、ロールプレイ、視聴者が参加できるPoll型の質問を取り入れたりと、工夫を凝らした作りこみでセミナーをお届けできたように思っています。また、パレクセル社からも、下記のコメントを頂戴しました。

「今回のセミナーの反響の大きさに驚いております。治験に参加する患者さんの選択肢を増やしながら、同時に、その患者さんの安全性と治験データの信頼性を担保できる治験の仕組み作りについて、皆さまのご関心が高く、今後に向けたディスカッションをさせていただく良いキッカケになったと感じております。」

今回のイベントレポートでは、3月3日(水)パレクセル社との共催セミナー「“未来型”治験が、“今日の治験”になるとき ~The future of clinical trials is Now~」のアンケートや皆さんにご協力いただいた投票(Poll)型質問の結果についてご紹介します。セミナー開催概要やまだ視聴されていない方はこちらをご参照ください。

アンケート結果発表!

今回のセミナーでは、400名を超える事前登録と、350名を超える製薬企業の皆様にご視聴いただきました。アンケートについても、113名の方にご回答いただき有益なインサイトをご提供いただきましたこと感謝申し上げます。下記の結果は、臨床開発の現状をすべて反映しているものではありませんが、それぞれの質問にどのように皆様が回答されているのかを確認いただき、自社の臨床試験の状況と比較いただければと思います。

 

Poll結果発表!

Pollでは、TelemedicineとDCT導入における課題の質問については、多くの方が複数選択をしていただき、いずれの選択肢も重要であり、どれ一つ欠けることなく、治験にかかわるすべてのステークホルダーが一丸となり、この課題に対処していく必要があると感じました。

まとめ

この度のCOVID-19のワクチン開発においては、開発にかかわる研究者、製薬企業、規制当局、製造・ロジスティクス等、関係者の多大な努力により、前例のないスピードで薬が開発され、承認され、今まさに、日本国内でも接種が始まろうとしています。メディデータも、一テクノロジーベンダーとしてできることが多分に残されていると思っており、皆様のお知恵やアドバイスをいただきながら、患者さんがよりよい体験をできるような環境整備をテクノロジーの側面からお手伝いしてまいります。

セミナーならびに本アンケート結果がわずかでも皆様の業務や臨床開発の将来像を検討する上でお役に立てましたら幸いです。

本セミナーについては、4月3日までオンデマンドで配信しております。こちらからアクセスしてください。

 

 

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